「ペットと法律」

幼い頃からいろいろな生き物を飼ってきました。

その影響で、弁護士になってからも、動物やペットの法律問題に興味を持っていましたが、実際に関わりが強くなったのは、平成15年12月に初めて大阪で開催された「ペットの法律塾」(通称:ペット・ロー)に参加してからでした。

ペット・ローでは、ペット法学の教授から最先端の議論や海外の情報を得ることができる一方で、肩書きを有しない動物愛護ボランティアの参加者も自由に発言できる雰囲気があるため、研究者や実務家では知り得ない現場の状況を知ることもできます。

ところで、法律では、猫は「ねこ」とひらがなで表記します。一方、犬は「いぬ」ではなく漢字で「犬」と表記されます。
昔の法案には「猫」となっているものもあるので、なぜ、あえて「ねこ」としたのか、法律づくりに関わった方に聞いてみたいところです。

(細川敦史)

2006年06月07日